オペラ

『愛の妙薬』楽日に行ってまいりました!

どうしても絶好調健たまを見届けたくて行ってまいりました千秋楽。

今回のこのオペラ鑑賞3回目。さすがに三回目ともなると、音楽も演出も叩き込まれていて、余裕で楽しむことができましたhappy01

さて健たま。今回がベストでした!さすが楽日、気合が入っており、特に「人知れぬ涙」はものすごい歌に対する感情を感じました。今回はご本人の体調不良などがあり、くやしい思いもたくさんされたオペラだったと思います。でも「初心者でも楽しめるオペラを」というコンセプトがとってもよく表現されていて、アタシもいろんな皆さんの感想などをネットで拝見しましたが「これなら楽しめそう」という感想をたくさん見つけましたheart04健たま、大成功ですね。

これ次回はいつなのでしょうか・・・?また次回も何度でも行っちゃいますから、頑張って第5弾を実現してくださることを楽しみにしています!

さて今日のアフターは・・・健たまファン3名で中華街散策sun一人はおなじみえりぞうさん、もう一人は多分5年ぶり位?にお会いしたfusakoさんです。fusakoさんがこのブログを発見してくれていたので、再会が実現したのでした♪(このブログ、健たまファンの中ではかなり知られているみたいですねsmileはい、逃げ隠れもせず、アタクシはYukkyです)

お話の内容・・・?うふふ。それはもちろんファントークですよんwink久しぶりにたっぷりお話ができて、楽しい時間を過ごしたのでした。お二人ともありがとうheart04

さて、ココはファンの皆様も多いということで・・・このオペラに関する面白いコネタを見つけたので貼っておきます。詳しいことはあまり書きません。健たまファン必見です。

ココクリックですsmile

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錦織健プロデュースオペラ『愛の妙薬』

お待たせ~smile これも書いちゃいます。

行ってきました、大宮ソニックシティ。アタクシにとっては前回のドンジョ以来の大宮です。特にウチから格段にアクセスがいいわけでもない大宮のチケットをいつも取るのか、自分でもわからないのですがcoldsweats01、今回も大宮まで行ってまいりました。

先月小平でもこのプロダクションは聞きましたので、今回は二回目。まぁ小平ではちょっとしたアクシデントはありましたが、同じ健たまプロデュースオペラ、実演予習はバッチリということで、今日は音楽の流れ、舞台転換など、叩き込まれた状態での鑑賞となったわけで。

今回のオペラ、全体的な感想として一言で言えば「メルヘン」です。若干セットが学芸会チックかなとも思うけど、メルヘンならこれもあり。そして、メルヘンの極み、出演者の衣装がとってもラブリー。特に後半の森麻季さんの衣装がか~なりメルヘンで、可愛らしかったですね。赤と白がベースのレース衣装って、とっても凝ってます。そして、もう15年も健たまファンを続けているアタシ、健たまの目元を何度も何度も双眼鏡でチェックいたしましたが、あのお目目は間違いなくカラコン、眉マスカラですね。あのはっきりしたお顔がメルヘンラブリーだったのは、ほんのりチークメイクだけのせいではないはずです。

肝心な歌の感想。やっぱり何といっても森アディーナが一等賞ですね。小平のときもすごすぎ!と思ったけど、苦を全く感じないコロラトゥーラ、今日も余裕さえ感じる出来で、なんて人なんだ!とビックリしました。世界のドミンゴが認めたというのは紛れもなく本当ですね。お顔もスタイルも抜群。・・・こんな人が世の中に存在するなんて信じられん。

そして健たま。やはり素晴らしかったです。でも絶好調を知ってるファンとしては、これがベストではないと感じました。「人知れぬ涙」は安全策でキーを落としていたし。でもね、ベストではないだけで、素晴らしかったことには違いないです。病み上がりから復活中なのでしょう。今週末の文化会館はきっとベストに違いないと思います。

ベルコーレは小平で聞いた成田さんのほうがいいな。大島さん、さすがの貫禄です。でもね、ちょっとコミカルな若い軍曹は、やはり見た目も若いほうがいい(大島さん、あなたに恨みはありません。率直なところです。ごめんなさい)。しかし小平で成田さんを聞いたとき、数日前にJADEのプレミアムコンサートを聞いていた私、「おおっ! ♪私は今~♪だ!」と飛び上がるほどビックリしたのは言うまでもありません(※あえて詳しくは書きません。わかる人はわかると思うネタです)そして、やっぱりJADEよりこっちのほうがいいです。JADEの意気込みはよくわかるのだけど・・・

もう一つ。このプロダクション、合唱も素晴らしいです。あれだけの少人数で素晴らしいアンサンブルを聞かせてくれるのは、一人一人の実力が素晴らしいからですよね。ソロを歌える実力集団なのに、きちんとアンサンブルが聞こえるというのは、とてもすごいことなのです。今回のチームが今まででベストのアンサンブルのように思いました。

この公演も後は首都圏での公演を残すのみの折り返し点ですね。む~、後は予定していなかったのだけど、もう一回くらい行っちゃう?と考え中。

アフターは広島料理のお店で、これまたいろいろと話に花が咲き・・・この話はまたいずれ。

あ。これも書いておこう。アタシ、モリマキとお誕生日一緒と言うことが判明。これはうれしいsmile

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新国「トゥーランドット」

何だかちっとも家にいない日々が続いている。そう、芸術の秋、食欲の秋だもん、こういのもありだ。

今日は新国の「トゥーランドット」鑑賞。今月は来日モノも含め東京中至るところでトゥーランドットの嵐だ。プッチーニイヤーということもあるけど、荒川静香金メダルの時期に企画をして来日モノのプログラムにしたんだろうなという感じがしなくもない。しかし、日本人は一時のブームで終わってしまう人種。一時のトゥーランドットブームは今の世の中的にはどうなのかしら?といらぬ心配をする。

それはさておき、今日の公演。

今日は新国は楽日だったんだけど、演出については何も予習をせずに向かったため、正直最初の現代風無声パントマイムのような演出はさっぱり意味不明だった。こういうのって悩むよね。ネタはしっておいたほうがいい場合と知らないほうがいい場合があるよね。今回の演出に関しては何となく知っておいたほうがよかったような・・・だってアタシ、さっぱりわからなかったもん。読み替えのような演出が好きではないということでもあるんだけど・・・。プッチーニのオペラにそれって必要? 読み替え演出はワーグナーに任せとけと思うアタシは保守的なのかしらね?

最初のよくわからないモノローグが終わったあとは、中国風な感じの演出にあっという間に変わる。この部分の演出はなかなかよかったように思う。赤と金色を中心とした配色、そして現実としてはあり得ないんだけど、陛下とお姫様登場シーンはまるでHiromi GOが出てきそうなトレーラー風の扉がパタっと開いてそこから登場というのも面白かった。

歌手はカラフを歌ったヴァルテル・フラッカーロが余裕の貫禄。安定した歌唱でカラフのテノールを満喫。トゥーランドットはイレーネ・テオリン。アタシ、歌より何より、この役を歌う人って何でこんなにすっごい不細工系(他に言い方見当たらずですみません)をキャスティングするんだろ~?とかねがね疑問だったんだけど、テオリンはメイクはともかくとして、美女系だったのでほっと一安心。だってこのお姫様のために何人もの若者が命を落とすんでしょ~?背景はともかくとして、やっぱり絶世の美女であってほしい。で、そのテオリンの歌はこれまたフラッカーロ同様、圧巻。リューの浜田理恵さんも良かったけど、今日はちょっとかすんでしまったかな。とっても良かったのよ。でもね、他の人がすごすぎた。

今回の演出でよかったのは、踊りも多用していたこと。ダンサーの言葉がない動きに、物語が持つドキドキ感などが上手く表現されていて、効果的で印象に残りました。

最後はまた最初の現代風な演出になって、最初のシーンの続きのようになります。ここまできて、やっと最初の意味が少しずつわかってきたような・・・。でもやっぱりこういう演出じゃなくていいな、プッチーニなんだもん。

全体としてはとっても満足。

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都響スペシャル「トスカ」(セミステージ形式)

はい、何度も公言しておりますとおり、アタシはオペラでもっとも好きなのが「トスカ」です。プッチーニは全部大好きだけど、中でもテノールのアリアが美しいトスカが大好きなのです。

な~んてことを普段から叫んでいるといいことがありますheart04それを当然知っていてくれたニューヨーカーさんが、何と今日のチケットをプレゼントしてくれたのです。しかもアタシは自分では絶対に買わない(買えない)最高位のSS席!

ということで今日はニューヨーカー夫人と一緒に浮き足立ってサントリーホールへ向かったのでした。座席は1階11列目どセンター。

サントリーホールはオペラ用のつくりではないので、ココでオペラが演奏されるのはホール主催の「ホールオペラ」くらい。アタシはそのホールオペラには行ったことがないので、演奏会形式ではないオペラをここで聴いたのは初めてでした。当然舞台は狭いのでセミステージ形式なんだけどね。

ピットもないのでオケはステージの上。何とステージの後方にちょっとしたセットが組まれ、そことP席を階段でつなぎ歌手はそこで演技をするという設定でした。一幕の教会のシーンもホール据付のパイプオルガンをセットのように見立て、なかなかやるぅといった印象。

さてそのトスカですが・・・。以下良かった順に感想。

1.タイトルロールの「並河寿美」が非のうちどころのないブラァバ!

アタシはこのお方初めて聞くお名前でした。経歴的にまだまだお若いかと。しかし、文句ないボリューム、表現力、包み込むようなまろやかでドラマチックなソプラノ、写真よりずっと美人、というトスカという歌姫を演じるために産まれてきたような人だったのです。今日本でトスカを歌わせたら右に出る人はいないでしょう。このアタシでも断言できちゃうくらいすごい人でした。これからも要チェックです!

2.都響ってうまい!

多分聴くのは初めてのオケ。帰り道ぼんやり考えていたけど、在京オケで聞いたことがなかったオケってここだけだったかも。どうして聴いたことがないのかなと思うのだけど、とにかく一人一人が音を紡ぎ、それが時には繊細なシルクのようで、時には太い縄のようなすごいオケだった。ヴァイオリンの矢部さん、チェロの古川さん、オーボエの広田さんなどスターが多いのも納得。特に大好きなチェロの古川さんの3幕のソロは圧巻でした。このソロがあるからカヴァラドッシのアリアに繋がるんだなんて感じたこと初めてかも。

3.マエストロ マルコ・ボエーミ

何度か聴いたことはある人だけど、ピットの中ではなく舞台上で指揮をする姿をしっかり拝見したのは今回が初めてかな? 指揮棒を使わず、肩と腕と手によるさまざまな表現はなかなかすごいものでした。この人の指揮だったから都響の演奏がより素晴らしく聞こえたんでしょうね。

4.怖いスカルピア、直野さん

素晴らしいことは言うまでもありません。で、怖い。怖いのです。出てきただけでスカルピアそのもの。この人もこの役が当たり役なんでしょうね。でもアタシは悪役スカルピアは結構好きなので、今日も出てきたシーンから何だか嬉しくなってワクワクしちゃったよ。

オペラシンガーズの合唱ももちろんブラヴィ。合唱団で過去にお世話になったことがある懐かしいボイトレの先生のお顔も発見!

あ、そういえば今日の公演は大々的にスコーラの名前が冠にありました。会場のお客さんのほとんどもスコーラがお目当てだったかと。でもね・・・残念ながら今日の演奏はいただけなかった。大好きな「妙なる調和」の♪トォ~~~~スカ~~♪の部分なんて、こここそたっぷり歌うのがテノールの華のはずなのに、♪トォ~スカっ!♪くらいでみじか~く歌いきった。調子が悪いときのリカバリー方法としてはお見事。これには数多くの舞台を体調に関係なく踏まなくてはいけないというプロ根性も感じました。でもねぇ・・・ちょっと残念だったかな。他が良かったからTotalでは大満足なんだけどね。

やっぱりトスカはいいな~♪

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二期会「ナクソス島のアリアドネ」

今日の公演、実はとってもとっても楽しみにしていました。

ツェルビネッタ役に並みいる二期会ソプラノスターをおさえ、オーディションで合格して今回が二期会本公演本格デビューという「安井陽子」さんが出るから。

実はこの安井さんがまだ桐朋の研究生だったときに、アタシは恐れ多くも「こうもり」の舞台を一緒に踏んだことがあるのです。キャストは駆け出しのプロの方々で、安井さんもアタシもコーラスのメンバーとしてでした。総勢20名足らずの公演で、コーラスはほとんどが安井さんをはじめとする桐朋の研究生。アタシはたまたまキャストの人の門下生が知り合いで、めぐりめぐってという感じでほいほいと出てしまったのですが・・・。怖いもの知らずとはこのこと。アタシも若かった。

音楽稽古の初練習のとき、アタシの斜め後ろで歌っていた安井さんの声、今でもよく憶えています。どんな子が歌っているんだろ?って思ってチラっと見たら、目のくりくりとした可愛い子が本当に心から楽しそうに歌っていました。

だから本当に印象に残っている子。練習開始から公演まで一ヶ月足らずだったけど、みんな世代も近くてすぐに仲良くなれたし、楽しくクオリティの高い公演だったと思います。アタシはまったく力にはなっていないのだけどね。チケット売ったことと、合唱のメンバーの本番ヘアスタイルを何人分も作ってあげたことかな。(実は人の髪の毛セットするの、意外に得意。出来ることはやりましたよ。)

今でもそのときの公演の出演メンバーの名前を見かけるたびに、とってもうれしくなる。それでも今回の安井さんのデビューはもっとも衝撃的で、当然で、アタシは本当に本当に楽しみに出かけたのでした。

さて、話を本題に戻します。
安井さんのツェルビネッタ、本当に本当に素晴らしかったです。この役、演技にはコケティッシュさとエロティックさ、歌にはものすごい技巧が求められるのに、安井さんはそうあの時と同じように楽しそうな笑顔でこなしていました。舞台姿はほんと堂々としたもの、ツェルビネッタ最大の聞かせどころ、12分にもおよぶアリアは、安井さん以外は舞台にも誰もいない状態。まさに「ソロ」で東京文化会館3000人の客席を魅了していました。なんかアタシはちょっとうるっとしちゃった。本当にアタシまで嬉しかったのです。

陽子ちゃん、本当におめでとう!アタシはファンの一人として、これからもあなたの活躍を心から応援しています!

ところで今回の装置はあの三茶居酒屋同席の堀尾幸男さん、そしてA組には合唱団のJ先生やヘーシャのグループ会社の人のご子息などなど、いろんな人が関わっていました。そして安井さんでしょ。

世間は狭い・・・というより、人って繋がっているんだなって思います。

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新国「椿姫」

初日鑑賞。「椿姫」はアタシにとってはある意味「Commemoration」オペラ。すっごい昔に映像をLDで初めて観たのも椿姫だし、清水の舞台から飛び降りるような覚悟でミラノスカラ座の来日公演にてナマを初めて観たのも椿姫。なんちゃってオペラの初舞台も椿姫。故に思いいれも深いし、音楽も歌詞も言葉も必然的によく知っているほうだと思う。Addioが「さようなら」という意味なんだ~と、初オペラ鑑賞の事前予習の時、CDから言葉を学んだくらい。

のっけから何でこんなことを書くか。鳴り物入りで新国初登場の上岡さんの指揮に納得がいかなかったんですね・・・。素人耳のくせに生意気申し上げててすみません。でもこの人、歌モノが得意な人なのかな?ととても疑問に思ってしまったんだよねぇ。

初日だったせいもあるとは思うけど、一幕のガタガタなずれっぷりにはちょっとがっかり。合唱がずれている。タイトルロール、エレーナ・モシュクの最大の聞かせどころ一幕の終わりのアリアもなんか歌いにくそうだし、アタックが必要なところの音程も不安定で、ええ~っ?って思いながら一幕を聴いた。でもブラァボがとんでいるんだよね。おそらく指揮者に対して。

二幕以降はかなり挽回してきました。エレーナ・モシュクもアルフレード役のロベルト・サッカもかなり昇り調子。特にエレーナ・モシュクのppには超感動。高音のppが安定してすごく響いてくるんだよね。アルフレードもイタリアンなテノールで、一幕の乾杯の歌はなんか感動薄しだったんだけど、二幕以降は綺麗に響いていました。正直アルフレードはノーチェックで出かけていたので余計に感動しちゃったな。

日本人歌手はフローラの林美智子さんが、どうも今ひとつだったかな。でも姿形がとても舞台栄えするお方なので調子がいいときにもう一度聴いてみたい。本日実はとても楽しみにしていた樋口達哉さんはガストンという役柄上、あまりソロは聴けなかったもののやはりとても美声。ビジュアルもGOOD!ご本人のブログによると、来年の二期会の椿姫でアルフレードだって。声も姿もとてもアルフレードっぽい。うふ。満を持して聴きに行っちゃうもんね~♪

一幕の音楽的な演出はとてもよかったです。まだ公演も続きますからネタバレにならないようここには書かないけど、ちょっとなるほどと思うこともありました。

全体としてはオッケー。しかしどうしても上岡氏の指揮だけがちょっとひっかかる。シンフォニー向け指揮者なのかもしれません。まだ彼のシンフォニーは聴いたことがないので、本日の検証のためにも一度聴いてみることにしましょう。絶賛されている指揮者だもんね。得意・不得意ジャンルってきっとあるだろうし・・・。

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新国「魔弾の射手」

楽しみにしていた新国「魔弾の射手」へ。数年前に家族でドイツへ行ったとき、この魔弾の射手の舞台となったという森の近くを車で通ったんだよね。ドイツの人々と森というのは生活に密着していて、とても身近なものという話を現地で聞いて、それ以来気になっていたオペラなのでした。それに美術が三茶の居酒屋で相席になったあの堀尾幸男氏。あの時も森の舞台模型だったから、今回、堀尾さんがどのような森の舞台を制作するのかそれも興味津々だったのでした。

感想。大満足でした。堀尾さんの舞台も豪華だったし、指揮のダン・エッティンガーが運ぶ音楽もドイツらしい重厚さと森のロマンに溢れていて引き込まれるものでした。この日もっとも気に入ったのはアガーテ役のエディット・ハッラー。安定したソプラノで、とってもよかったな。エディット役のユリア・バウアーも演技はとってもいいけど、声は好きな声じゃない。オペレッタだったらこういう声もいいかもしれないけど。

とにかく大満足。次は6月の椿姫に行こうっと。最近とても気になってる樋口達哉が出るしね~♪

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藤原歌劇団「どろぼうかささぎ」

今年は先日のマリインスキー「ランスへの旅」に続き、ロッシーニづいているアタシ。ということで今日は藤原歌劇団、ロッシーニ「どろぼうかささぎ」を鑑賞に東京文化会館へ。

ストーリーはとっても簡単で、銀の食器が盗まれて、疑いをかけられたその家の召使のにニネッタが死刑を宣告されるという非常事態になるのだけど、食器を盗んだのは「かささぎ」で、ニネッタへの疑いは晴れ、ニネッタとその家の息子のジャンネットも結婚できることになりましたとさ。というお話。

このオペラ、序曲はよくコンサートで演奏されますが、日本でのオペラ上演はめずらしいかも・・・と思っていたらなんとオペラ形式での上演は今回は日本初とのこと。ということで、とっても楽しみに出かけました。

なんといっても今日のナンバー1はニネッタ役の高橋薫子さん。ここ何年か年末のヤマザキクリスマスケーキのCMでとってもノーブルなお声のクリスマスソングを歌っておられる方なので、耳にしたことがある人はきっと多いはず。この方、もともとすごい実力の歌手だとは思っていましたが、今日の歌を聴いて、少なくてもアタシが知っている日本人ソプラノ歌手のなかではナンバー1です!素晴らしいです。この人だったら世界に通用します。今度ソロリサイタルもあるようなので、行ってみようかと思います。

今回は新しいプロダクションだったのですが、ダヴィデ・リヴァーモアによる演出もなかなか面白かった。静と動をうまくつかって、幕があがったときは舞台の上ではまるで時間がとまったようなポーズでたくさんの人がたっていた。そこにリモコン操作によるかささぎだけが宙を舞って舞台に登場。会場にはペーザロの音楽祭などでこのオペラを観た方もいらっしゃったかもしれないけど、かささぎの登場に一瞬「なんだなんだ?」という空気が会場全体を包み、お客さんみんなでわくわく感を共有できたように思います。うん、こういう感覚もとってもいいです。しかし、今日の助演賞はこの「かささぎ」でしたね。リモコンは外国人の方が操作していたようで、かささぎ片手にカーテンコールに登場。かかさぎが飛ぶときは「ジー」という機械音がしましたが、これはご愛嬌。

大満足で帰宅し、よし、今日はロッシーニ三昧にするぞ!と決めました。

じゃん!ロッシーニステーキだ!

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ウチの近所のスーパーでもっとも良いグレードA4の山形牛ロース霜降り、それの上に冷凍庫にあったフォアグラをソテーしたものを乗せて。ソースはキッコー○○「ステーキしょうゆ おろしたまねぎ」に赤ワイン、バルサミコを合わせてちょっとグレードアップ。ロッシーニステーキの完成なのだdelicious

全身でロッシーニ満喫note

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マリインスキー・オペラ ロッシーニ「ランスへの旅」

今日は久々の「高級」(←プライスが高いのをアタシはこう呼ぶ)オペラ、ゲルギエフ率いるマリインスキー・オペラを観に東京文化会館へ。演目はロッシーニ「ランスへの旅」。

このオペラ、いわゆるロッシーニ歌手が14人必要という、とてもたくさんの「歌える」歌手が必要なオペラということで、なかなか上演される機会がない。それに、アタシはまだナマ・ゲルギエフを観た事がなかったので(聴いた事がないと言うべき?)、これ幸いとばかりに、念願のランスをゲルギエフで聴けるということで、とってもワクワクしてこの日を迎えたのでありました。

とーっても「楽しかった」!そう、このオペラは楽しいという言葉がぴったりなオペラだったのです。斬新なプロダクションを世に送り出すことで有名なパリ・シャトレ座との共同制作ということでこれまた納得。

舞台がこの「ランスへの旅」の舞台となる「黄金の百合」という旅籠の設定でしょうか? 全員が登場人物のような演出で、オケも舞台に合わせた白い燕尾で舞台の上。マエストロ・ゲルギエフもなんと舞台袖からではなく、コートと帽子、マフラーを身にまとい、客席から「黄金の百合」へ登場。客席には花道も作られているし、二階席で歌う歌手が現れたり、客席も「黄金の百合」のお客さんかな?と思わせるような文化会館全体を使っての楽しい舞台でした。何度も客席からは笑い声が飛び交ってたし。

このオペラ最大の聞かせどころ、14声のアンサンブルも、それはもう見事だった。キャストが多すぎて、相関図であるとか、これはもう覚えられないのだけど(^^;、とにかく楽しい舞台。娯楽として、こういうオペラを作曲したロッシーニは素晴らしいです! ゲルギエフはたんたんと運ぶ指揮ぶりだけど、ピットではなく舞台の上という今回の舞台は歌手とは背中合わせ。これってザッツのタイミングであるとか、とても難しいと思うのだけど、そつなくこなす音楽運びは、これは手兵のオペラハウスだからこそ成せうる信頼関係でしょうか?

楽しかった~♪ とっても満足です!

しかしびっくりしたのだけど、今回のこのマリインスキー・オペラ、休日公演は一日2回ずつ公演が組まれている! オペラでこれってすっごく大変だし、アタシはこういうのあまり知らない。ゲルギエフってタフだわ~! 通常の航空機ダイヤでは世界の移動に間に合わないということで自家用ジェットを購入したと言う話を彼にインタビューをしたという人から聞いたことがあるけど、妙に納得。

あとね・・・海外のオペラハウスの引越し公演を聴くといつも思うこと。やっぱり日本人が海外の文化に挑むということには限界があるのではないかな?ということ。身体のつくりであるとか歌うための骨格であるとか、やっぱり違うんじゃないかなと思うのです。アタシはがんばる日本人は大好きです。がんばってほしい。でもね・・・ほんのちょっと今日も思ってしまった。あ、これ昨年末に浦和レッズが大健闘をしたCWCの対ACミラン戦でも強く感じたんだけどね。

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2008年オペラ初めは新国「ラ・ボエーム」

2008年初のオペラ鑑賞は新国「ラ・ボエーム」。考えてみたらボエームって、アタシのオペラ人生でもっとも観ている演目かもしれない。なので、必然的に大した耳ではないアタシでもこれに関してはちょっとうるさいのかもしれない。

・・・なんてなぜ書くのか。
これがね~消化不良でした。今まで観たボエームのなかで申し訳ないがワーストかも。アタシは無類のプッチーニ好きなのでプッチーニとあらばキャストがどうとか演出がどうとかあまり気にせず「うわ~い!プッチーニ♪」とウキウキと出かけるのだけど、今日は日本人の中ではかなりイタリアンなお声を持っていると思う佐野さんがロドルフォだし、久々に塩田さんが出てるオペラだし・・・と、キャストにも期待してたんだよね。

佐野ロドルフォ、後半は持ち直しました。しか~し!ボエームといえばの「冷たき手を」がかなりブー。佐野さんだけのことではなく、オケもなんだかもたもたしているし、なんか「もっさり」した「冷たき手を」でがっかり。

塩田さんは相変わらずコケティッシュな魅力満開で胸元がすごいムゼッタだったけど(マニアックな話題的には昔健さまが出た「こうもり」のときのアデーレの胸元バラタトゥーくらい谷間が衝撃的だったわ)、今日も天井人だったアタシには正直あまり聞こえなくて、「う~ん・・・」と思ってしまった。

オケは正直音が大きすぎ。これは指揮者の責任だと思う。鳴らせたいのはわかる。でも全体のバランスってもんがあるでしょう。アタシはこんなにバランスが悪いボエームは聞いたことがないわ。

う~ん、ミミ役のバーヨ以外はちょっと・・・だったな。今年初オペラだったのにぃ!でも正直バーヨも好きな声かといえばあんまり好きじゃないかも。

がっかりしてしまうことが多いとつい目も意地悪になっちゃう。ロドルフォたちが住むお部屋のセット、40センチ?くらいの段差があったのだけど、ここに昇るとき、所作に「よっこらしょ」というものが見えてしまい、これまたがっくし。歌がよければこんなこと気にしないんだろうけどね。パリの若者たちの話なんだよね~これって・・・オジサン達がんばってください。

ま、こういうこともあるから音楽はナマモノの面白さがあるのでしょう。今年は以降のオペラに期待しましょう。

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