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錦織健プロデュースオペラVol3『ドン・ジョヴァンニ』

はい、観に行ってまいりました。場所は大宮ソニックシティ。旧いファンでありながら前回の『セヴィリアの理髪師』は見逃してしまったので、今回は満を持して発売日にチケットをGetしていたのでありました。しかしすでに東京公演の9/30は別なオペラのチケットを買ってしまっていたので(最近チケット発売がほんと早いよね。)、大宮まで出かけるということになった次第。

普段東京にいると麻痺してしまっているけれど、地方でホンマモンのオペラの公演ってなかなかないよね。まれに東欧系オペラハウスを自治体がスポンサーになって東京公演のついでに招聘というケースはたまに見かけるけど、オール日本人キャストで全国を回るオペラ公演というのは私が知っている限り健様プロデュース公演だけだと思います。これははっきりいって歴史に残る偉業といえましょう。

さて本日の公演は生誕200年モーツァルト作曲『ドン・ジョヴァンニ』。かいつまむとひっでぇプレイボーイの騎士ドン・ジョヴァンニが数々の悪行(もちろんオンナ方面)の結果、地獄の底に堕ちていくというお話(かいつまみすぎ?)。

主要キャストは8名。それぞれ日本を代表するオペラ歌手です。その8名は、みんなタイトルロールなみに長いアリアがあるので、一人一人の実力が試される、歌手にとってはやりがいもあり、過酷でもあるオペラのように思います。

本日の一等賞(除く健様)はドンナ・エルヴィラ役の澤畑恵美さん。この人、どんどん良くなっていくね~!何度も聴いたことがある声だけど、アタシは今日の歌手の中ではその安定した歌唱力、高音の素晴らしさが本当にブラアバだと思ったわ。

で、うーん・・・だったのはドンナ・アンナ役の佐藤しのぶさん。他を圧倒する舞台栄えするお姿は立派。オペラ歌手っぽいオーラもお見事。でもこの人のアリア、アタシはその声がどうしても耳障りでした。ソプラノの聞かせどころ満載のアリアなのに、高くなればなるほど聴くのが辛かった。前からそうだったでしょうか?スランプ期なのかなぁ・・・?指揮はご主人様の現田さんだったのにね。

さて、我らが健様。やっぱりこのお方はイタリアモノよりモーツァルトね。多分ファンの皆様共通で納得したことだと思います。特にCDにも入っている「恋人を慰めて」の前奏が始まった瞬間!ファンが固唾を呑んで見守る緊張感を会場全体に感じました(笑)。もちろんこれは文句なしにブラアボ!なーんであんなにブレスが長いのか、そしてコロラトゥーラのお手本のような見事な「コロコロ」ぶり。余韻を楽しむべく、アタクシはただいまそのCDをBGMにブログ書いてます♪あ、サイン会の関係で2枚もある!この頃は熱いファンだったな。

キャストが発表になったときから最後までよくわからなかったタイトルロール ドン・ジョヴァンニ役の大島幾雄さん。プロデューサー健様、ごめんなさい。アタシはやっぱりドン・ジョヴァンニ役は何を置いてもイイ男だと思うのです。大島さん、声はすごく魅力的です。でもアタシの中ではドン・ジョヴァンニじゃない。ただ、観終わって思ったのは、あの能面っぽい大島さんが、鬼畜的なドン・ジョヴァンニの人間離れした不気味さの表現なのかなぁなんて思いました。どうなんでしょ?

次回は2009年の予定だそうです。スポンサー集め等、すっごい大変だと思いますが、健様がんばってください。次回も期待しています!

あ、アタシはつまんないことですが、特別協賛のフォルクスワーゲンの日本法人社長がプログラムに寄せていた文章にも注目。錦織さんのプロデュース業を讃えながら、さり気に自社の宣伝文句をつらつらと述べられております。こう書けば宣伝もできちゃうんだ!と、なんだか感動しました。

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コメント

良い舞台だった様ですね!
少し興味があったので行かれなくて残念。
確かに!私もドンジョバンニ役は
イケメンでなくては☆と思いますぅっ!!

投稿: Yuhgo | 2006年10月23日 (月) 01時48分

Yuhgoさま

っでっしょー!でもね、大島さんがここを観るようなことがあったら申し訳ないのだけど、能面が不気味で、ある意味ドン・ジョヴァンニかもって思ったのよ。演出的にありかなって。
でもプログラムによると、古典的な演出を狙ったらしいから、となるとドン・ジョヴァンニの役作りに「読み替え」というか深いものを読み取るというのは狙いとは違うのかなぁ・・・?
ま、いずれにしても舞台にはイケメンがいるほうがうれしいということよね♪

投稿: Yukky | 2006年10月24日 (火) 00時14分

主役ドン・ジョバンニより彼を取り巻く女性達の方が光ってたよね(健様除く(笑))。
今回は1回しか見られなかったけど次回は絶対2回以上行く、って今から決めているよ。3年後の自分って想像つかないけど・・・

投稿: えりぞう | 2006年10月26日 (木) 23時01分

えりぞうさま

騎士長役の志村さんもいまいちだったように思うのよね。石像が歌うシーンって、もっともっと迫力があって怖いくらい朗々としている感じがあるとよかったんだけど・・・
ほんと、澤畑・足立が光っていたね(除く健様(笑)。
次回も楽しみ。しかし次回三年後って・・・自分の歳を考えると恐ろしいよぅ~っ!

投稿: Yukky | 2006年10月30日 (月) 07時00分

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