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二期会「ラ・ボエーム」鑑賞

二期会「ラ・ボエーム」鑑賞へオーチャードホールへ。

オリンピックのフィギュアで荒川ですっかり有名になった「トゥーランドット」「トスカ」(気づいた人だけかもしれないけど、プルシェンコのエキシビジョンの曲ね)と、プッチーニは大モテだったのだ。そのプッチーニの代表作の一つでもある「ラ・ボエーム」。

本日の金メダリストは何と言ってもロドルフォを歌った福井敬さん!間違いなくベクトルが上昇傾向にあるのがこの人だと思う。もともと安定したイタリアチックな明るい声のテノールだが、ちょっと力任せ的な荒っぽいところがあったのがこの人のようにも思っていた。しかし、今日のロドルフォは完璧なロドルフォで、無理なく響き、輝き放つ素晴らしい演奏だった!

テノールのアリアの醍醐味としてハイCを決めるというのがある。大好きなアリア「冷たき手を」のハイCをまるで安藤美姫ちゃんが4回転飛ぶか?飛ぶか?と助走を緊張しながら見守る観客のように、ホール内の全観客が固唾を呑んで見守る。決まった!福井ハイCはその音にポーンと声がはまり、その後はブラアボの嵐だったのである。うーん、満足。このオペラはここが決まるかどうかで、オペラの出来の評価が分かれてしまうくらい重要なポイントなのだ。

福井ロドルフォが完璧すぎて、対する主役、大岩千穂さん演じるミミはちょっとかすんでしまったかな。最近のオペラ歌手は見目良し、声良しがそろってないと観客は満足しないので、申し上げにくいが、大岩さん、もうちょっとダイエットを望む。お顔は美形の部類だと思いますので。

今日もお一人様のアタシ、隣は大学生くらいの若いカップルだった。彼氏のほうがオペラが好きで、彼女は彼氏のオペラ好きに影響されて、最近観始めたという感じ。あ、聞こえちゃっただけよ。隣なんだから。決して聞き耳たてていたわけでは・・・。休憩時間、彼女曰く「今度はトゥーランドットがみたい」。彼氏「トゥーランドットの何がよくて観たいの?・・・(ぐちゃぐちゃぐちゃと何故に観たいのか?と問う質問続く)」。
へ?理由なんていらないじゃん。観たいっていう気持ちだけで観るというのもとっても大事なことよ~とオバチャンは隣で思わず突っ込みたくなるのを抑える。ま、そうやって彼氏が質問攻めでそれに「えっとぉ・・・」と答えるのもいいのかもね・・・フン。

アタシの彼氏がオペラにはまったく明るくなく、アタシの興味でオペラを見始めるなんていうのなら、アタシは喜んでお連れするわよ~!どうして観たいの?なんて聞かないわ。その代わり、チケット代とアフターディナー代を出してくれればそれでいいわ♪

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