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七夕に思い出した昔話

むかーしむかし、私は遠距離恋愛っつーもんをしていたことがある。ラヴラヴな時期に離れてしまったので、離れてからの最初の月の電話代は二人併せて11万円もした。そのあと、程なくNTT以外の業者が電話業界に参入してきたので、私は大急ぎでその新業者へ加入した。彼は会社の寮の集合回線の関係で、部屋に電話はあったのだけど、NTT以外の契約ができなかったので、彼からの電話はすべて私がかけなおし、毎月私の電話料を二人で折半していた。それでも毎月二人で五万円は払っていたと思う。よくやってたよね。

今ってさ、IP電話なんかがあるから、遠距離恋愛だったとしても電話代はゼロだったりするよね。とてもうらやましい。でも、ひがみやっかみかもしれないけど、簡単に電話できちゃうって果たしていいことだらけなのかな?なんて思う。便利な世の中って、何か大切なことを一つずつ置いていく代償で進んでいくんだよなぁなんて年寄りじみたことを思っちゃう私。

でね、なんでこんなことを七夕に思い出したかというと、当時私が加入していたのは「0077」だったのね。これ今も某K○○Iだけど。77って七夕じゃない。だからせめて七夕の日くらい、逢えない織姫と彦星のために、「0077」が電話代をゼロにするとかという粋なサービスをやってくれたらいいのになぁって思ってたんだよね。結局そんなサービスは一度もなかったけど。そんなことを思う七夕は5年くらい続いたのでした。遠い昔話です。

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コメント

遠距離恋愛・長電話って若さゆえのパワーを感じます。
今するとちょっと大変そうなのでやっておいてよかったね(笑)。
携帯がなかった頃は電話するのって結構どきどきしたよね。
怖いオカーサマが出たりして。
今は気軽にかけられるけど、そのハードルの低さが電話をもらう感激を減らしているような気がします。(←オバサンのひがみ)

投稿: えりぞう | 2005年7月 8日 (金) 23時06分

例えば今の歳で遠距離なんてことが起こったら、じゃあ結婚しようなんてことになったりもすると思うのよね。これが既婚者がよく言うタイミングなのかなぁ・・・なんて。たぶんこれから経験することじゃないと思うので、経験してみてよかったわ。
私は大学生から一人暮らしだから電話をもらうということに関しては家電も携帯もあまり感覚的には変わらないんだけど、高校生のとき、男の子からかかってくる電話は家族中が聞き耳をたてていたことを思い出します。時には晩御飯支度中の母親が菜箸で「×」とサイン出していたり・・・(笑)

投稿: Yukky | 2005年7月 9日 (土) 09時42分

はー.いい話やね~.
電話代,半分っこできるなんて.

遠距離も片思いだとねえ..(つられて昔を思い出し).

投稿: Poco | 2005年7月11日 (月) 00時20分

今だったら、電話代巧みに出させる術もある・・・なーんてね♪若かりし頃の思い出は不思議と楽しかったことだけがフィルターにかけられるかのごとく残ってます。

投稿: Yukky | 2005年7月11日 (月) 00時36分

これからは,メールとかブログとかが残ってしまう世の中だから,ひょっとすると「記憶フィルター」の邪魔になるかもしれない

...と思いつつ,振り返れば,10年以上前からメールを使っていて,探せば恥しいメールなんかもたくさんあるはずなのだが,手紙と違って,昔のメールなんか探したち読んだりする気もし
ない(僕だけ?).

ということでこれからも「記憶フィルター」大丈夫かもしれない.

PS,
いづれにしましても「巧みに出させる」といったこわい術は,なるべく封印しておいたほうが,よろしいかと(笑).

投稿: Poco | 2005年7月11日 (月) 01時05分

あたしはその彼とのお別れはお手紙でした。彼からもらった最後のお手紙、しまったのか捨てたのか、もう何も憶えていないの。もしかしたらどこかから出てくるかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。でもこれが優しい「記憶」のフィルターなのでしょう。

投稿: Yukky | 2005年7月11日 (月) 23時39分

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